国産インプラントと海外インプラントの違い

最近は国産インプラントもかなり増えてきました。

国産品のインプラントの表面性状もかなりいいものがでてきています。

しかし海外有名ブランド、ノーベルバイオケアやストローマンといったインプラントメーカーと比べて大きな差を感じることがあります。

それはそれぞれのインプラント治療にもちいる部品の精度です。

Made in japanのチタン工作機械は高精度といわれていますがことインプラントパーツに関しては国産品は明らかに精度が低く感じます。

型どりようパーツからアバットメントパーツにいたるまでどの国産メーカーをとっても精度が低いと思います。

技工士泣かせのメーカーもあります。

精度が低いとインプラント自体に異常な応力が加わったりネジの破折がおこったりと悪いことばかりです。

ですからこれからの製品の質の向上を期待しています。

インプラントの構造について

インプラントには顎の骨に埋め込まれるインプラント本体と人工歯をとりつける上部構造(アバットメント)が1体となった1ピースタイプとこれらがネジで連結される2ピースタイプがあります。


1ピースタイプ(AQB ノーベルダイレクト)

長所

  • 1.2ピースタイプのような連結システムがないためアバットメントとインプラントボディがはずれることがない。
  • 2.価格が2ピースタイプに比較して安価である。
  • 3.型どりなどを含めた技工操作が簡単である。

短所

  • 1.人工歯を作るときの角度補正がほとんどきかない。
  • 2.人工歯とインプラントの適合精度が低い。隙間ができやすいということになります。
  • 3.外傷などによって外部から人工歯に力が加わった際顎の骨にダイレクトに力がくわわり骨折の可能性がある。
  • 4.審美的な修復には不向きである。

2ピースタイプ

現在インプラントは2ピースタイプが主流になっています。
2ピースタイプの短所の緩みの問題はパーツ精度の向上やトルクドライバーの使用、定期健診によりほぼ克服されています。

長所

  • 1.人工歯を作るときの角度補正の自由度が高い。つまり骨が少ない人にも応用できる。
  • 2.人工歯とインプラントの適合精度が高い。
  • 3.外傷などによる外部からの力に対してインプラント本体に力が及ぶ前にアバットメントが破折して顎の骨を保護する。
  • 4.審美的修復に対応できる。

短所

  • 1.1ピースタイプより価格が高い。
  • 2.1ピースタイプより技工操作が複雑である。
  • 3.インプラント本体とアバットメントが緩む可能性がある。

インプラントの成功率

インプラントの歴史に見る残存データ

1965年、ブローネマルク教授によって治療された最初の患者さんは、治療後40年近く当時のインプラントを使用して、最近亡くなりました。
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